本質的な解ではない

「BCCにすべきだった」、特許庁がアドレス30件を流出させるという記事が非常に気になりました。

以前から、様々なところで繰り返し発生している個人情報流出問題です。気になったのは特許庁が発表した対策。特許庁発表の個人情報等のメールアドレスの流出についてによると対策は以下の通り。

特許庁としては、このようなことが起きないよう、全職員に対して、外部の複数の者に対してメールを送付する際は、あて先毎に送信するか、あて先を「BCC」とすることを改めて徹底します。

う〜ん、対策にならないのでは？　どうせ人間なんて間違うのだから、システム側で対応した方が良いのでは？　「Toに複数アドレスを指定できない」とか。厳しすぎるなら、「Toに複数ドメイン指定できない」とか。「できない」の実現方法も特許庁のメールサーバでチェックするようにして、外に出ないようにするとか。
本質的な解になっていないと思います。

ところで、ファイル添付し忘れてメール送ったことありません？　ああいうのを防ぐために、本文に「添付」って文字列があってファイルを添付していなかったら警告出すようなことを、メーラ側でやってくれないかな、、、