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新人向け、Eclipse便利機能(入門)

こんばんわ。
このポストは「新人/若手向け、これだけは知っとけTips25 Advent Calendar 2012」の2日目として、書いています。1日目はtoshikiさんによる「エディタのちょっとした設定」でした。

さて、2日目ですが、私が開発で利用する言語はJavaがメインのためJavaの開発環境について書きます。
現在、多くのJavaエンジニアが開発環境としてEclispeを使っているのではないでしょうか。そこで、ここでは「新人向け、Eclipse便利機能(入門)」と題して紹介します。

ダウンロード

Eclipseのダウンロード方法は様々なページで紹介されています。例えば、「Eclipse 4.2 のダウンロード,インストール,設定,日本語化,基本操作」(長いので、以下「Javaイントロ」と書きます)には、Eclipseのダウンロード、インストール、簡単な操作方法が書いてあります。こういうページを作ってくれる方、本当にありがたいですね♪

まずは、ダウンロードして、起動。

起動時に少々待たされますが、期待を増大させる時間でもあります。

設定

起動したら、Javaイントロにしたがって設定。好みやコーディング規約にやると思いますが、私の場合、Text Editors設定では、以下の項目にチェックを付けています。

  • Insert spaces for tabs
  • Show line numbers
  • Show whitespace characters


また、文字コード設定はUTF-8にしています。

Tasksビューの表示

実際するときに便利な設定がコレ。Tasksビューの表示です。メニューから「Window」「Show View」「Tasks」と選びます。

すると、画面下部に「Tasks」のタブが表示されるようになります。

コメントに「TODO」と記述した箇所の一覧がこのタブに表示されるので便利。TODOを付けておき、チェックすることで、実装漏れを防ぐことができます。

Outlienのカスタマイズ

もうひとつ、便利で手放せない機能を紹介します。
Outlineはフィールドやメソッドを一覧できる便利なビューですが、ある程度大きなクラスになると、ごちゃごちゃして見づらくなります。
私の場合、Outlineから素早く状況を掴むために、Outlineのビューでは「Sort」「Hide Fields」にチェックを付けています。

これを使うと、デフォルトでは記述順に表示されていたメソッドが、メソッド名でソートされて表示されます。また、フィールドが表示されなくなるため、メソッドのみ参照できるようになります。これにより、Outlineを素早く把握することができます。
フィールドに注目したい場合は、表示するように戻します。

最後に

実は、私が社会人になった頃、まだEclipseはありませんでした。GUIの開発環境はありましたが、Eclipse程便利な機能は揃っていませんでした。そのため、Eclipseが登場した時は「デバッグが10倍速くなる!」と感じました。
今回紹介した便利機能はまだ入口にすぎず、Eclipseには、まだまだ数多くの便利機能が存在します。新人の皆さんは、自分でメニューを触ったり、インターネットで調べたり、周囲の人に聞いたりすることで、(本気で)10倍くらいデバッグが速くなりますよ♪