snuffkinの遊び場

IT関係、スポーツ、数学等に関することを、気が向いたときに書いてます。

「Vert.xハンズオン with CRaSH」に参加してきました

複数サーバに分散させてスケールさせる必要があるシステムの開発が増えています。このご時世で、ゼロから開発するってことはないと思うので、既存のフレームワークを使いたくなります。Hadoop、Storm、Jubatus等のプロダクトはありますが、これらは特定の目的に特化しており、目的にマッチした場所に使わないと効果が発揮できません。もう少し汎用的に使えそうなのがVert.xだったり、Akkaだったりと考えています。

また、Vert.xはCRaSHのVert.xモジュールと組合せて使うと、さらに便利なことを知りました。CRaSHJVM内にログインしてCLIでいろんな操作ができるので、使いどころが多そうです。

そんなタイミングで、見つけたのがVert.xハンズオン with CRaSHでした。ピッタリなテーマじゃないですか。なので、参加させていただきました。

講師は須江信洋(@nobusue)さん。

次のようなGroovyの本を書かれている方です。

プログラミングGROOVY

プログラミングGROOVY

Groovyイン・アクション

Groovyイン・アクション


ハンズオンの資料は以下で公開されていますので、内容の詳細はそちらをご覧ください。


JGGUGの活動でしたので、サンプルはGroovy版のVert.xサンプルを使って説明されていました。数行書くだけで、pub-sub通信だったりp2p通信だったりができるのは、とても便利。

具体的にサンプルコードを貼ると、こういう風になっています。

  • Receiver.groovy
def eb = vertx.eventBus

eb.registerHandler("news-feed", { message ->
  println "Received news: ${message.body()}"
})
  • Sender.groovy
def eb = vertx.eventBus

// Send a message every second

vertx.setPeriodic(1000) {
  eb.publish("news-feed", "Some news!")
}

いや~これは内部の処理が気になりますね。面白そう。Vert.xがより成長して広まっていく可能性を感じました。

私は普段はJavaが多いので、懇親会でもGroovy/Grails関係の方々とお話できて楽しかったです。
こんなに楽しい技術がたくさんあるのだから、「私も、もっと発信しないと!」と刺激を受けました(^^)
よし、頑張るぞ!