snuffkinの遊び場

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CAB方式の真偽判明は、しばらく延期

「解読不能は数学的に証明済み」、RSAを超える新暗号方式とは
いろいろ議論を起こした@ITの上記の記事。追加取材を行って続報を掲載するとのことでしたが、延期されることが、上記の記事の2008年6月6日追記として発表されました。
アルゴリズムを公開しなくても、追加取材したのであれば「内容を客観的に記述した、前回の全面刷新記事」や「もう少し突っ込んだ現状」とか、本来であれば書けるのではないでしょうか。「同席する予定だった暗号研究者が欠席した」のは辛かったのかもしれませんが。
「今後もクリプト・ベーシック社の情報公開準備に関する進捗については、随時同社に問い合わせ、このページに追記していきます」と書いてありますが、結局この件について情報発信能力に「ギブアップ宣言」したに等しいように見えます。下手に手を出して炎上するより良いのかもしれませんが。
考えた末の判断でしょうが、お詫びの記事が真摯な内容だっただけに、追加記事が出なくて残念。